正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、ことばの意味は、サンスクリット語のウラバンナ(はなはだしい苦痛、さかさずりの苦痛)にあります。 「仏説盂蘭盆会」によりますと、お釈迦様の十人の弟子の一人である目蓮尊者が、神通力により亡き母の姿を見たところ餓鬼道に落ちてさかさづりの苦しみを受けていました。お釈迦様に教えを請うたところ「七月十五日夏安居(げあんご)という僧侶の修行期間が終わるので、そのとき、多くの僧のかたがたに「百味の飲食」の供養をすれば、そなたの母は餓鬼道から救われるであろう」と説かれ、目蓮尊者が教えのように供養したことが盂蘭盆会の始まりであるといわれています。
十三日にはお迎え火をたき、十五日には送り火をたきます(来るときはきゅうりの馬、帰りはなすの牛に乗るという言い伝えがあります)。仏壇に精霊棚(盆棚)を作り、朝、昼、晩と食事を与え、帰るときには、持ち帰るようにおだんごを供えます。宗派によりますが、その間にお坊さんが来られてお経を上げますが、これを棚経といいます。
新盆を迎える家では、生前ご縁のあったかたがたが、仏様を拝みに来られます。京都では送り火ということで、大文字の送り火がたかれ、各地の海岸や川で精霊流しが行われます。
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